phpとかWordPressってなんなのか、メモ。

あんまり触れないでも大丈夫かと思っていましたが、WordPressをカスタマイズするということは、phpを少しは勉強しないといけないということでした。自分の頭を整理するために、phpについて少し。

「もしこうならば、こうしろ」といった条件付きの命令ができる。

「トップページではこうして、カテゴリーページではこう、個別の商品紹介ページではこうしたい」というのや、「もし続きがあるなら、ページ番号出したい」、「現在表示されてるページの項目だけ、class="◯◯"を付けたい」というのはphpでできる。これができるおかげで、ページがたくさんあるページをグループ分けして制御できる。いちいち全部htmlを書かなくて済むようになる。

データベースから何かを引っ張ってくる。

これがあるおかげで、「ある商品の、写真のサムネイルをここに出して、価格とコピーをここに書く」×100回が3行で済む。

WordPressphpで出来ている。

WordPressで作っているサイトでは、サーバにhtmlが一枚も置いていないのがすごいと思う。例えば、ひとつのカメラの商品ページを表示しているときは、

  • 個別記事ページなので、single.phpをベースにして、その中で、
  • ヘッダーに画像がいらないので、画像なしで縦幅を小さくしてるheader2.phpを読み込んで、
  • パンくずリストを呼び出す、
  • 該当記事のIDを基準に、写真、コピー、スペック、在庫数、価格を出力して、
  • paypalボタンも読み込む
  • 関連記事を読み込んで表示、
  • タグも表示する
  • sidebar.php, footer.phpを読み込む

という処理をやって、htmlができるので、それをユーザに送ってあげてる。だから、このhtmlを1枚作る条件を作り上げるのが、WordPressをカスタマイズするということの実質。
材料だけを全部揃えて置いて、注文を受けてからあらかじめ決められた手順で料理作る感じ。だからスペースが最小限で済む。htmlとcssだけだったら、あらかじめ全部作って待ち構えないといけない。弁当屋な感じ。もしヘッダーとかの共通部分を変更しないといけなくなれば全部作り替えないといけない。